田辺通信でご紹介したやおきうどんさんが、2月からクレソン鍋を始めたところ、ご利用客が増加中ですとのマスターの情報。クレソンといえばお肉の付け合わせとお考えの方の価値観が根こそぎひっくり変える「クレソン鍋」。さっそく友人と食べにいってみました。
クレソンって?
クレソンは、アブラナ科でコマツナ、ミズナ、キャベツなどの仲間で、春には菜の花を咲かせます。ほのかな香りと辛味が最大の魅力です。でも春菊のような臭みや苦みはなく、ミズナほど淡白でもありません。小さな葉と茎までいただけます。
ビタミンCやビタミンE、ポリフェノールなどの抗酸化成分、ビタミンCや亜鉛、セレンなどの栄養素が含まれていて免疫力を向上させる栄養価の高さと栄養のバランスがよいスーパーフードです。
ヨーロッパやアジア由来の野生の水生植物で、古くから薬草としても利用されていました。フランスや栽培地ではお野菜としてムシャムシャ食べるの野菜。生のサラダ、炒め物、お鍋の主菜、お浸しなど和洋のお料理のレパートリーも幅広いです。年間を通して栽培されていますが、秋頃(10月前後)から始まり春(4月前後)までが旬です。

クレソン鴨鍋はこんな感じ
写真は4人前。無農薬で育てられたクレソンはもりもりしています。この季節は花が咲いて少し硬くなるのですが、花も一緒に食べられますし、とても柔らかくいただけます。
山盛りのクレソンとシイタケ、シメジ、豆腐、淡路産の玉ねぎ、そして鴨肉。やおきさんの鴨肉は分厚く、歯ごたえもしっかり。クレソン鍋はこのほか、鶏肉、豚肉も選べます。やおきさんのお出汁でいただくので、つけ汁も用意されています。クレソンは煮込まずにさっと茹でた状態でお肉と一緒にほうばります。お肉の味わいとクレソンの香り、食感を楽しめます。


締めは手打ちうどんです
クレソン鍋はあの分量をいただいても不思議とお腹はすっきりです。そして、やおきさんの出汁にクレソンの香味がにじみ出て、ここにうどんを投入!といきたいところですが、その前に!

まずは茹でたてのおうどんを生醤油でいただいてください。

満を持しておうどんと残しておいたクレソンを投入です!

やおきうどんのクレソン鍋は木曜日までに予約が必要です。2人前からです。なお、クレソンは季節によって育ち方にむらがあるので、予約の際に様子をきいてください。

