西田辺のモダン洋食・アクイーユプリュスで多彩な旬のお料理とワインを

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西田辺の交差点から南港通りの北側歩道を徒歩5分ほど東に歩いたところにあるアクイーユプリュス。旬の食材を活かした多彩な洋食メニューとリーズナブルさが魅力。一人でも、グループでも利用しやすく、料理に合わせてワインをボトルでオーダーして楽しまれるお客様も多いとのこと。

以前はあびこ筋沿いで営業されていましたが南港沿いに移転。提供されるお食事の内容や、いろんなシーンで利用できるように配慮された座席やテーブルの様子をご紹介します。

(ここで紹介する内容、価格は2022年11月7日現在です。なお、メニュー表は2023年7月現在のもの。最新情報はお店にお確かめください。)

入口から店内をみたところ
もくじ

モダン洋食というアクイーユ流のお料理とは

店名に「モダン洋食」と冠されています。ディナーのアラカルト・メニューのオードブル(冷製・温製)は22種類、主菜は23種類と、洋食を基本にアレンジされたメニューが並びます。主菜の価格は一皿1500円~4000円(税込)と手ごろで、いろんなお料理を取り分けて楽しめます。

午後から店頭に掲示されるアラカルトメニュー(コースも別にあります)2023.7.27現在

オーナーシェフの岡林さんフレンチのシェフとしてホテルで修行したあと、住之江の源ちゃんという創業昭和11年の洋食店で働き、いろんな料理を提供できるように腕を磨きました。でも下町のランチはメインの料理を選ぶセットメニューがお決まりで、季節の前菜やスープ、主菜ももっと選べる、家庭では味わえないお料理を提供したいと、独立後に今のスタイルにいきつきました。

アクイーユの料理には看板メニューというものはありません。日々仕入れる季節の食材でお料理を創るのでメニューはほぼ毎日変わるし、今日こんな食材が入ってますよとおすすめしたり、逆にお客さんがこれ食べたいから用意しといてと頼まれることも。これはかつての割烹店のスタイル。

毎週、毎日のように来店されるお客様が多くいらっしゃるので、飽きさせないというサービス精神も働きつつ、日々新しいメニューを考える、それが自身の使命だとおっしゃいます。

ランチメニューは満足感たっぷりのコース

お昼は6種類のコースを提供しています(2022年11月)。ランチタイムではアラカルトは扱っていません。ぜひ夜にも来店ください。筆者はランチタイムのうち、お魚ムニエルランチと天使のエビフライランチ(それぞれ税込2300円)をオーダーしたのでここで紹介します。

前菜は八寸のごとく器に盛られています。今回は特別に9種類の前菜を出していただきました(コースでは6種類で提供されます)。山の幸、海の幸が色とりどりに並び、最初の一杯の酒肴を盛り上げてくれます。

前菜(ランチコースは6品になります)

主食はライスかパンを選べます。二品目はカボチャのスープ、グリーンサラダのドレッシングはほどよい旨味。メインはそれぞれ、お魚のムニエルはウニソース、エビフライには自家製タルタルソースがつきます。

お魚のムニエルのコースのメインディッシュ
天使のエビフライランチコースのメインディッシュ

ランチビール、ランチワイン(各税込450円)が用意されているのはうれしいこと。私は前菜を楽しむために通常サイズのハーフアンドハーフをオーダー。また、食後にはプチデザートも450円(税込)で楽しめます。

ランチビール
ハーフ&ハーフがあるのもうれしいところ
食後のコーヒー(選べます)
アールグレイのクリームブリュレ
ランチのコースメニュー

ディナーメニューは基本アラカルトとコース

ディナーは基本アラカルトとなりますが、平日限定のディナーコース(税込4000円)と、季節の素材を「走り、旬、名残り」のそれぞれ魅力を活かして提供するコース旬菜おまかせ(税込6800円)の2種類を提供されています。

アラカルト・メニューは店頭でも紹介されています。料理の雰囲気はアクイーユさんのインスタグラムで紹介されていますので参考にご覧ください。

飲み物もメニューは多彩でとくにワインの種類が豊富

ビール、ウイスキー、焼酎、梅酒、カクテル、ワインと種類が豊富です。たとえばウイスキーのメニューには山崎や白州などが並んでいて、全般的に厳選したプレミアムな銘柄をそろえていますが、お値段はリーズナブルです。

アルコール類も幅広くそろえています

お食事に合わせてワインをボトルでオーダーする方が多く、ワインリストにはボトルで白8種類(3000~7000円)、赤8種類(3000~15000円)とお値段も幅広く選べるように用意されています。このうち幾つかはグラスワインでも提供しています。このワインリストの他にもリストがありますので、お店でご確認ください。

ノンアルコール、ソフトドリンクも個性的。ノンアルコールのスパークリングワイン、ワイン気分を味わえるブドウジュース、人工香料・保存料無添加のイギリス産プレミアムジンジャーエール、すりおろしのりんごジュースやグアバジュースなども。

ワインセラー

店内の座席は一人からパーティーまで対応

店内は白と茶系の2色でまとめた、明るくて落ち着いた内装です。実に座り心地のよい椅子。

厨房周りにカウンター席が8席、2人掛けのテーブルが2つと、奥には3人掛け、4人掛けのテーブルが1つずつ。奥の2テーブルは一体に使えばソファー席も利用して8人から最大10人で個室として使えるので人気だそう。また、お店を貸し切りでのパーティーも可能。

シェフと会話がはずむカウンター
2人席が2テーブル

このような座席の設定なので、一人で訪れても、二人連れや夫妻、家族・グループの、様々なシーンで使えます。

3人席と4人席を合わせて使うこともできる個室

お子さん連れもオーケーです。小さなお子様には空いてればソファー席、ベビーカーごと入いるのも大丈夫です。ベビーチェアを持参いただければテーブルに引っ掛けることも可能です。お電話で気軽に相談してください。入口、店内の床はフラットなので車いすでも入れます。

グループで利用する場合は、こんな料理、この予算でと相談すればオリジナルで考えてもらえます。

家族でディナーのアラカルトを頂いた編(2023.7.27)

先日、筆者の娘がバイローカルナイトのお手伝いに帰阪した際に、アクイーユさんでディナーを楽しむことに。アラカルトでオーダーしましたのでご紹介しますね。メニューは3人でとりわけていただきました。では、準備に紹介します。座席はカウンターの角の場所です。

まずは、前菜9種盛り合わせ。これだけでずいぶん飲めます!本当に美しいし楽しいです。

ということで生ビールで乾杯です。前日は家族3人で松井商店の利き酒を運営、100名を超す方にご来店いただきました。ナイトバイローカル、お疲れ様でした!

そこにすかさず、マスターから差し入れが!バイローカルのレジェンドであるアクイーユさんから嬉しいコトです。小芋の唐揚げはホクホクで香ばしくてビールにびったり。

さらに、メキシカンサラダです。ミナミのグリルはり重さんにはコールビーフが入っているメキシコサラダがあって、京都の老舗洋食店の開陽亭さんにもあります。そこで気になりオーダー。洋食の名店にはメキシコサラダは欠かせない?

ハンガリー産鴨のコンフィ フランボワーズの赤ワインソース(少々お時間がかかりますよ)。ということで、赤ワインボトルをオーダーしました。

アクイーユさんはワインリストが充実していて、しかも値段も幅広いので選びやすいです。

骨付き子羊のポアレ、粒マスタ―ソース。子羊は臭みもまったくなく、お肉の歯ごたえがしっかり。このソースを残すまじとバケットをオーダー。日本の伝統柄である青海波のお皿がお料理を引き立てます。

締めは、明石タコと茶そばのペペロンチーノ。このメニューは、バイローカルブックをつくったときに、レシピを公開してくださった一品です。

基本情報

店舗名:モダン洋食アクイーユプリュス

住所:大阪市東住吉区山坂3丁目13-10 Venusta 西田辺101

最寄:御堂筋線「西田辺」より徒歩5分 JR阪和線「南田辺」「鶴ヶ丘」より徒歩8分

電話番号:06-6621-1001

営業時間:Lunch 11:30-14:00 Dinner 17:30-21:30

定休日:月曜日,第2火曜日

Instagram:https://www.instagram.com/accueil1007/

・店内禁煙

・駐輪場は店前にあり、駐車場は近隣のパーキングを利用ください。

・決済 現金、クレジット、ペイペイ、今ならGo go to eatも使えます。

西田辺方面からお店に到着、右手は南港通
アクイーユの場所
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この記事を書いた人

地域に密着するスタイルでまちづくりのコンサルティングに従事。その経験を活かして大阪ミナミの戎橋筋商店街の事務局長としてエリアのプロモーションやリノベーションに取り組んでいます。一住民として地域活動では阿倍野区~東住吉区のbuylocal活動、町会活動(防災担当部長)、小学校での伝統野菜指導やまち歩きなどを行っています。2013年から2022年まで大阪公立大学観光産業戦略研究所客員研究員。

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