真心通うステキなお食い初めの品がそろう南田辺、バイローカルに感謝

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編集長に孫娘ができて百日を迎え、お食い初めの宴の段取りをすることになりました。そこで、お祝いの儀に必要な一汁三菜と直来のオードブル、祝い酒すべてをご近所のお店でそろえることにしました。果たして?!最高の祝儀となりました。

もくじ

御祝膳 桃ヶ池長屋の「おばんざい はこべら」

お食い初めの献立には昔から一汁三菜が用いられてきました。お料理をどちらにお願いしようか。お弁当を提供されているお店の中で、思い立ったのは「はこべら」さん。お惣菜とお弁当を提供されています。折の中には、素朴で美味しく、丁寧で手間のかかった美しいおかずが、仕切りなくぎっしりと並んでいるお弁当です。

はこべらさんの普段のお弁当

あのおばんざいを祝膳に仕立ててもらえれば、健やかな育ちを祈るお食い初めにぴったりではないかということになりお願いしてみたところ、チャレンジしていただけることに。

お惣菜も販売されています

果たして、前菜8種の折と、主膳6種の折、それにお吸い物も一人ずつ用意してくださいました。しかも、水引の熨斗の上には「美桜さんのお祝い膳」と書かれたお品書きが一つひとつ添えられていましたし、これまた美桜の名を記した引き菓子まで。誠に心のこもったお祝い膳です。

おばんざい はこべら

大阪市阿倍野区桃ヶ池町2-11-19

06-6621-9727

@ obanzai_hakobera

焼鯛 南田辺本通商店街「さのや鮮魚店」

魚屋さんは近所の南田辺商店街に3店あります。店頭に「お祝いに活鯛姿焼き承ります」と書かれたポスターをみかけ、相談するとお任せください!大きさも手ごろな立派な焼き鯛で、味もよく早々にみんなで食べてしまいました。

さのやさんは元は公設市場で営業されていましたが、閉鎖とともにアーケード内へ。創業から77年目を迎え、店頭では3代目さんと先代が腕をふるいます。活けフグや活けハモを得意とされ、店頭にもフグひれが並び、水槽では鱧が勢いよく泳いでいます。三田村邦彦さんのおとな旅あるき旅でも紹介されたお店で、二代目さんは福本選手の大ファンで店頭には写真が飾られています。

創業77周年記念の7/30(日)土用の丑の日に鹿児島県産うなぎ蒲焼を特別価格にて提供されます。7/25(火)までのご予約で最大800円OFF!

さのや鮮魚店

大阪市東住吉区南田辺1丁目5−16

 06-6622-0308

@sanoya308

御赤飯 南田辺本通商店街「山阪屋」

山阪屋さんでは、お祝い用の赤飯の量や折を選べるよう、店内でわかりやすく案内してもらえます。1キロ入りの折を2つお願いし、とりわけていただくことにしました。

そしてお茶請けに、こしあんの水まんじゅう、紫陽花まんじゅう、笹団子をお願いしました。紫陽花は、中はこしあんで道明寺粉を使用した生地に水まんじゅうの生地がかかっている、美しく涼しげなおまんじゅうでした。南田辺のお店は大正時代から営まれている老舗で、本店で針中野にも支店があります。一番人気はいちご大福とのこと。

山阪屋本店

大阪市東住吉区田辺 3-25-26

06-6621-8922

@ yamasakaya.honten

祝い酒・お茶 西田辺・松井酒店 阪南町・エスポアドイ お茶の吉田園

西田辺の松井酒店では「土用酒」を用意。福井のお酒でアルコール度は少し低く抑えて鰻と合わせて後味すっきりといただける一品です。

エスポアドイからは白ワイン「ボデガ イヌリエール」。スペインで醸され、熟した果実酒と酸味のバランスがよい食中酒。

お茶請けは、吉田園さんの水出し緑茶「知覧茶」

感謝の言葉

孫の母が幼いころに南田辺商店街を通った時に、あちこちから「おめでとう」という言葉をかけていただいたことを思い起こし、ご近所でこれだけの品をそろえることができた以上に、商店街の心の温かさをありがたく感じたお食い初めでした。

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この記事を書いた人

地域に密着するスタイルでまちづくりのコンサルティングに従事。その経験を活かして大阪ミナミの戎橋筋商店街の事務局長としてエリアのプロモーションやリノベーションに取り組んでいます。一住民として地域活動では阿倍野区~東住吉区のbuylocal活動、町会活動(防災担当部長)、小学校での伝統野菜指導やまち歩きなどを行っています。2013年から2022年まで大阪公立大学観光産業戦略研究所客員研究員。

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