中国の東北地方は餃子の本場で、様々な食材を具として入れ、それが主食になるそうです。ご飯と一緒に食べるのは日本独特なのですね。とくに水餃子が美味だとのこと。山阪神社からすぐの南田辺商店街でお店を開いて3年、本場の家庭料理の餃子を味わえる餃子専門店・七彩神仙をご紹介します。(内容や価格(税込)は2023年5月27日現在です)
七彩神仙の焼き餃子と水餃子
一番の特徴は、皮と具が多彩な点です。焼き餃子の種類は、豚ミンチとキャベツ、ニラの餃子をはじめ、和牛と大葉、海老、パクチー、キムチ、地鶏とエリンギ、ホタテバターと種類が多彩。ギフトパックにはフカヒレ入りも入っています。きまぐれ創作餃子もありますよ。水餃子の種類は、豚ミンチ&キャベツのと、パクチー、海老蒸しの3種類です。お値段も6個で300円~400円とリーズナブルです。
具だけでなく、パクチーの皮にはほうれんそうが、海老にはニンジンが練りこまれていて、見た目の色合いもきれいで栄養も満点です。もちろん皮から手作りで、食材は国産のものを使っています。ニンニクは使っていません(キムチには少し入ってます)。
グルメ餃子といえる七彩神仙の餃子と食べ方にも特徴が!
七彩神仙の特徴が一度に味わえそうなギフトパックを買ってみました。焼きあげて、いざ食べようと付けタレを用意したのですが、何もつけずに一口食べてみて不要であることに気づきました。一口で食べてみてください、小籠包のように中からスープがジュジュッと出てきて、餃子の具と混ざり合い、うっとりします。お酒も、ビールはもちろんワインも日本酒にもあいますね。
ギフトパックは先に紹介した種類にフカヒレが入って7色7種12個入りで千円です(税込)。食べた感想として、これは普通の焼き餃子とは違います。上等な料理であり、グルメ餃子と言える感じ。手土産にも手ごろです。焼き餃子より少し厚めの皮でつくっているので、多めのお水でじっくり焼き上げます。
店内ランチとテイクアウトできるメニュー
餃子のテイクアウトが基本ですが、ランチも食べられます。カウンター席で最大8人まで座れます。
一日限定20食のランチセット(お弁当・1000円)はボリューム満点。お持ち帰り用に焼き餃子弁当(500円)があります。
豚まん・牛肉まん・野菜まん(各200円)、点心やお惣菜もあります。小腹が空いた方には春雨とニラと玉子が入って風味豊かなニラパイや香ばしい油条(ゆじょう)もおススめです。
油条って聞いたことが無い方もおられる思います。中国の伝統的な食べ物で揚げパンです。外側はカリっとして中はモチっとしています。そのままでも食べられますが、お粥や豆浆(豆乳)にトッピングしたり。
筆者は油条が好きでよく中華街で買って帰りましたが、最近では作っているお店も少なく冷凍くらいしか買えなくなりました。それが、七彩神仙で手作りのが買えます!油条はいろんな料理にトッピングできます。炒め物や焼きそば、カレーうどん、おにぎりに入れても美味しいです。
自家製食べるラー油はおすすめです
「自家製食べるラー油」(税込600円)をおススメいただきました。無農薬の新鮮な唐辛子とミンチを使っています。さっそく冷豆腐にのせてみると、これは「肉みそラー油」と言える一品でした。ビリリと辛さがあるのにフレッシュな香り、お肉の旨味が味わえます。これはご飯にかけて食べたい!とレタス巻きにトッピングしてみました。思った通りお口の中で辛さと風味が広がります。
飲み物は、ココナッツカフェラテやアーモンドラテ、中国花茶など独自ブレンドの中華のドリンクも。瓶ビールも置いてます。
なぜか熱帯魚もあります
お店の外には水槽が置いてあって、いろんな種類の金魚やメダカが泳いでいます。ご主人の手塚さんは、元は西田辺で観葉の熱帯魚のお店を経営されていました。その頃からのお客様もおられるので、今も餌や藻を扱ったり、一部配達とかも対応されているそう。ウーパールーパーが人気だとか。筆者はメダカが卵を産み付けるホテイアオイを購入。
基本情報
中国東北家庭餃子 七彩神仙(しちさいしんせん)
10時から18時(ランチは12時~14時30分) 日曜祝日休み
大阪市東住吉区南田辺1-2-11-103
070-1072-9856
決済はペイペイと現金
店内禁煙
https://www.instagram.com/qicaishenxian/
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