新開地生誕120年、まちづくり40年、復興30年を巡るまち歩きと上方落語体験ツアーの参加者募集

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新開地の歴史スポットと40年に及ぶまちづくりの歩みを、昔の写真と見比べながらガイドと巡り、神戸・新開地喜楽館ではバックステージツアーとお昼の上席公演も丸ごと体験いただけます。

新開地の歴史に興味のある一般の方々、まちづくりの系譜に学びたい学生さん、落語を一度は体験したかった方という方、新開地に関りがあった皆様、またとない機会です。まち歩きだけの参加も可能です。

もくじ

ツアーの概要

開催日    ①12月6日 ②12月7日 各日10時から

定 員     各15名(先着順)

参加費    3,500円(落語鑑賞費・バックステージツアー含む、ランチ代1,000円は別途)

       ※まち歩きだけの参加は無料です。

       ※ランチはオプションです。お申込みください。

        ご自身で自由に昼食をとっていただいても構いません。 

集合場所  新開地ビッグマン前に9時45分集合 神戸市兵庫区新開地6丁目1−5 フレール新開地6丁目付近

      (地図はリンクしているグーグルマップからお確かめください)

プログラム  10:00~11:30 新開地まち歩き(新開地6丁目ビッグマン前集合~湊川公園へ)

       11:30~12:00 喜楽館バックステージ体験

       12:00~13:30 ランチタイム ~下町グルメ体験 (オプション)

       14:00~16:00 上方落語鑑賞体験

新開地まち歩き~歴史とまちづくり

歴史とまちづくりのスポットを織り交ぜ、昔の写真と見比べながら、ガイドの解説で巡る約90分のツアー。その一部をご紹介します。

新開地は氾濫を繰り返す湊川を明治時代に埋め立てた跡地に誕生しました。そして浅草、道頓堀と並び称されながら衰退した劇場街・新開地は、まちづくり協議会と神戸市により1984年から様々なまちづくり事業を展開してきました。

新開地のまちづくり第1号は、浜手の商店街のアーケードを撤去してモール化する事業。今となっては時代を先取りした取り組みといえます(1990年)。その後、商店街沿いの劇場等の跡地に複合施設を整備します。

モール化と並行して取り組まれたのはコーポラティブ住宅の建設。人が住みコミュニティがある新下町づくりにむけた取り組みで、当時の神戸市住宅供給公社との連携事業。アート施設等との複合施設とし4号まで整備されました。

かつての劇場街を現代的なアートで再生しようと震災直後にアートビレッジセンターがオープン、現在のアートひろばにつながっています。

アートなまちづくりは、新開地まちなみデザインを誘導する独自の制度へと展開、新開地のネガティブなイメージが払しょくされていきました。

途中、阪神・淡路大震災も乗り越えてきました。新開地地区で2つの市街地再開発により市街地に多くの復興住宅が供給されました。

沿道の空地活用は一段落し、公共空間のリノベーションが進められました。歴史ある湊川公園や、新開地の魅力である路地横丁の再生です。

建物の空き空間や未利用地を活かしたリノベ事業も行われました。

商店街の入り口を示すゲート空間の整備には建築家も一役買っています。

まちの環境改善の一環としてガーデニングもとりいれています。市民ボランティアによる運営です。

今や神戸の名物イベントとなった新開地音楽祭や女性のジャズヴォーカリストを応援するコンテストも運営しています。

新開地に毎日楽しめる演芸場の復活をめざして、まちづくり団体が落語協会と協力して運営する喜楽館が誕生しました。

ガイド:山本ひでお まちづくりコンサルタント、まちのコト研究所主宰。新開地を担当して35年、まちづくりが始まったきっかけと共に歩み、聚楽横丁や湊川公園再生、震災復興事業、新開地音楽祭や喜楽館、シンボルゲート・ビッグマンの誕生など裏話も交えてお話します。

喜楽館バックステージツアー

まち歩きの後は喜楽館に立ち寄り、平素見ることができない舞台の裏側を巡り、上方落語にふれていただくツアーです。10月6日は落語家・桂三ノ助さんの案内、7日は喜楽館スタッフがご案内します。

案内人 桂三ノ助:落語家、神戸新開地・喜楽館館長補佐。平成7年桂三枝 (現・六代桂文枝) 入門。 神戸市出身。滝川高校、神戸学院大学を卒業。古典落語から創作落語まで幅広く演じる事ができる。館長補佐として喜楽館の運営にも力を発揮しています。

ランチタイム (オプション、各1,000円、別途お申込み下さい)

新開地にはチェーン店にはない個性的な味わいをかもす飲食店が集まっています。 流行やトレンドとは一線を画して中味勝負、親しみやすさで日夜ファンをもてなす地元人気店から3店を選びました。ランチタイムはバックステージツアーと落語公演の合間におとりいただきます。3店から選んで特製ランチをお楽しみください。 こちらは事前申し込みのオプションです。なお、ご自身で自由に昼食をおとりいただいてもちろん結構です。

串カツの名店八喜為の喜楽館定食/創業昭和6年高田屋京店名物おでん定食/元町エビス新開地店ビアホールの洋食セット

上方落語鑑賞 落語6席、 色物1席の合計7席

喜楽館では、昼は上方落語協会が提供する定席の落語公演、夜は貸館により多彩な企画公演が行われています。ツアーでは定席公演をお楽しみください。演者は週ごとに替わりますので最新の出演者はこちらからお確かめください。

https://kobe-kirakukan.jp/performances/

申込(先着順)

所定のグーグルフォームから必要事項を記入しお申込ください。

すべてメールでの応答とさせていただきます(お電話でのお申込みはできませんのでよろしくお願いします)。定員を超えましたら受付を終了します。

主催 新開地まちづくりNPO・新開地周辺地区まちづくり協議会

問合  078-576-1218  

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この記事を書いた人

地域に密着するスタイルでまちづくりのコンサルティングに従事。その経験を活かして大阪ミナミの戎橋筋商店街の事務局長としてエリアのプロモーションやリノベーションに取り組んでいます。一住民として地域活動では阿倍野区~東住吉区のbuylocal活動、町会活動(防災担当部長)、小学校での伝統野菜指導やまち歩きなどを行っています。2013年から2022年まで大阪公立大学観光産業戦略研究所客員研究員。

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